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Mk 48 (ミサイル発射機) : ウィキペディア日本語版
Mk 48 (ミサイル発射機)

Mk.48垂直発射システム()は、ミサイル垂直発射システム。発射機単体では''Mk.164''と呼称されている。
== 概要 ==
Mk.48 VLSは、いわば、小型の個艦防空ミサイルであるシースパローESSMを含む)のためのMk.41の小型・軽量化版である〔。Mk.41と異なり、本機では固定式のミサイル・セルは使用されておらず、ミサイルを収容するキャニスターと排炎筒、各種の制御装置や補機類によって構成される。この排炎筒や補機類の配置によって、現在までに複数のモデルが発表されている。
;Mk.48 Mod.0
:もっとも初期に開発された基本型で、甲板上に設置される。2セル分で1組とされており、2本のキャニスターが排炎筒(manifold)2本を挟んで配置されている。この際、ミサイル・キャニスターは曝露された状態で設置される。
:1セット(2セル分)で全高478cm×全幅220cm×奥行き132cmで、16セル分で重量である〔。
:なお、ESSM対応改修されたものはMod.4と呼称される〔。
;Mk.48 Mod.1
:上部構造物に隣接して甲板上に設置されるもので、2セル分が1組になっているのはMod.1と同様だが、セルの下方にL字型の排炎筒が設けられており、排炎は側面に向かって行なわれる。
:1セット(2セル分)で全高465cm×全幅173cm×奥行き132cmで、16セル分で重量である〔。
;Mk.48 Mod.2
:甲板内に収容できるように、Mod.0の構造を基本として、16セルをひとつのモジュールにまとめたものである。
:1セット(16セル分)で全高474cm×全幅477cm×奥行き417cm、重量である〔。
:なお、ESSM対応改修されたものはMod.5と呼称される〔。
;Mk.48 Mod.3
:1,000トン未満の小型艦にも搭載できるように小型化したもので、6セルをひとつのモジュールとしており、また、補機類も簡素化されている。
:1セット(6セル分)で全高495cm×全幅376cm×奥行き284cm、重量である〔。
ミサイル・キャニスターとしては、従来は垂直発射型シースパローを1発のみ収容する''Mk.20''が使用されてきた。キャニスターの上面は、従来型のMk.29 GMLSと同様にプラスチック製の蓋で覆われている。
発射される際には、バックブラストは排炎筒より排出され、ミサイルはプラスチック製の蓋を破砕して飛翔することとなる。また翼を折りたためるESSMの開発に伴い、ESSMを2発収容できる''デュアル・パック''(Composite Dual Pack)が実用化されている。
Mk.48をもとにしてデュアル・パックを採用した改良型としてMk.56が開発されているが、既存のMk.48にも同様にデュアル・パックを適用することも可能であり、この場合は''DP-48''と称されることもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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